現場では、①事故の状況をメモ・撮影し、②加害者の身元を運転免許証等で確認し、③目撃者がいたら後日証人となってもらえるように依頼します。その上で、④医師の診察を受け、⑤証拠となる診断書・領収書・写真等を保存しておきましょう。
(より詳しく)
●まずは落ち着いて、身体の安全を確保してください。
また、車両の移動など、被害の拡大や後続車両事故等を防ぐための必要な措置を取ってください。
●警察に連絡してください。
後日、交通事故証明書が発行されます。これは、当該日時に交通事故が発生したことの重要な証拠となります。面倒でも、必ず警察へ連絡してください。
●加害者に関する情報を取得しましょう。加害者から免許証や車検証などの提示を受け、情報が正しいかも確認してください。被害者情報として、自身の情報も相手に伝えてください。
・氏名
・住所
・連絡先
・勤務先(名刺等で確認してください。)
・自動車のナンバー(車検証とナンバープレートを確認)
・自動車所有者(車検証で確認)
・加害者加入の自賠責保険、任意保険
●事故状況の確認と記録化をしましょう。
・携帯電話のカメラなどで事故状況を撮影
・目撃者がいる場合は、目撃内容を録音・メモ、連絡先を聞く
・信号、走行速度、ウィンカー、急停止の有無など可能な範囲で事故状況をメモします
・障害物等あればその状況、天気や日時などによる明るさの変化
●医師の診察を受けましょう。
明らかなケガや事故直後は痛みがないとしても、事故後に痛みが生じたりすることがあります。念のため医師の診察・必要な検査を受けましょう。