安全配慮義務【あんぜんはいりょぎむ】
安全配慮義務とは、雇用等の法律関係(契約)に基づいて、社会的に関わるようになった当事者間において、その法律関係(契約)の付随的な義務として当事者の一方又は双方が相手方に対して信義則(民法1条2項)上負う義務のことです。
雇用契約上の労災事故、公務員の勤務上の事故、学校事故などで、施設、場所、器具等の設置管理や、職務の管理にあたり、相手方の生命及び健康等を危険から保護すべき義務として、肯定されています。
関連用語:不法行為、信義則、債務不履行
関連問題:紛争解決、損害賠償